商品パッケージの韓国語には、そのお菓⼦がどんな味で、どんな成分が⼊っているのかはもちろん、⽣きた⽇常表現と実⽤的な⽂法が込められています。
「“おやつ”で学ぶ韓国語」では、韓国の마트(スーパーマーケット)や편의점(コンビニ)で買えるお菓⼦や飲み物などのパッケージをイラストで描き下ろし、実際に書かれている多様な韓国語表現をオ・ヤーツさんと一緒に学んでいきます。
記事の目次
쫀득쫀득 참붕어빵:もちもちたい焼き
オ・ヤーツ
韓国式たい焼きである붕어빵の形をしたお菓子だよ!
1 찰떡이 두 배! 쫀득함이 두 배!:お餅が2倍!もっちり食感が2倍!
찰떡はもち米などで作ったお餅の総称。쫀득함は쫀득하다の名詞形で「もちもちした感じ」や「もちもち具合」のような意味になります。
2 네 속이 참 궁금해…:あなたの中身がとても気になる……
참という単語は거짓(うそ)の対義語で「真実」もしくは「本当のこと」という意味。でも今回みたいに形容詞の前に付くと、その形容詞を強調する働きをします。日本語でも「ほんとに気になる」みたいな表現を使うので、ちょっと似てますね。ただし話し言葉では참よりも진짜という表現をよく使いがちです。
3 12마리:12匹
動物を数えるときの単位。日本語と違って人間以外のほぼ全ての動物に対して使えます。東大門でよく食べる닭한마리(タッカンマリ)の마리もここから来ています。
単語を学ぶ
- 쫀득하다:もちもちしている
- 붕어빵:たい焼き
- 속:中身
- 궁금하다:気になる、知りたい
- 마리:〜匹
アレルギー成分を知る
난류(卵類)、우유(牛乳)、대두(大豆)、밀(小麦)
オ・ヤーツさんの豆知識
オ・ヤーツ
붕어빵という言葉は、親子や他人同士で顔が酷似しているときに使う表現でもあるよ。붕어빵ってみんな同じ形をしているからね!