商品パッケージの韓国語には、そのお菓⼦がどんな味で、どんな成分が⼊っているのかといった内容はもちろん、⽣きた⽇常表現と実⽤的な⽂法が込められています。
「“おやつ”で学ぶ韓国語」では、韓国の마트(スーパーマーケット)や편의점(コンビニ)で買えるお菓⼦や飲み物などのパッケージをイラストで描き下ろし、実際に書かれている多様な韓国語表現をオ・ヤーツさんと一緒に学んでいきます。
記事の目次
비쵸비(ピチョビ)
ビスケットの間に板チョコを挟んだシンプルなお菓子だよ!
1 초콜릿이 통째로:チョコレートが丸ごと
통째로が「丸ごと」だというのはもうご存じですね。もう少し詳しく言うと통は「箱、桶」のことで、-째は「ありのまま」もしくは「全て」という意味を持つ接尾辞です。直訳すると「1箱丸ごと」みたいな感じでしょうか。ほぼ同じ意味である통으로という表現もよく使われます。
2 온 가족이 즐기는 알뜰팩:家族みんなで楽しむお買い得パック
온は「全ての、あらゆる」という意味で、온 세상、온 집안、온 가족みたいに特定の範囲の全てを表すときに使います。そして알뜰は「節約」という意味。主に形容詞の알뜰하다という形で使われ、「生活ぶりなどがぜいたくでない」という意味を持っています。
3 5개입 x 2묶음:5個入り×2組
묶음は「束」のこと。묶음の元の動詞である묶다は「束ねる」になります。韓国のスーパーに行くと、お菓子2つや3つをテープでぐるぐる巻いて売っているやつをよく見かけます。実際にお得なものもありますが、たまに1箱の容量が単品より若干少ないものもあったりします。購入する前に必ずチェックしましょう。
単語を学ぶ
- 통째로:丸ごと
- 가족:家族
- 알뜰:節約
- 묶음:束
アレルギー成分を知る
밀(小麦)、우유(牛乳)、대두(大豆)、쇠고기(牛肉)
※ 달걀, 땅콩, 호두, 복숭아, 토마토, 돼지고기, 닭고기, 오징어, 새우, 게, 조개류(굴, 홍합) 혼입가능(卵、落花生、クルミ、モモ、トマト、豚肉、鶏肉、イカ、エビ、カニ、貝類〈カキ、ムール貝〉混入の可能性あり)
オ・ヤーツさんの豆知識
製造会社によると、このお菓子のチョコとビスケットの比率は52:48らしいよ! どうせなら50:50にしてほしかったね!