안녕하세요? 韓国語講師の전성실(田聖実)です。私が普段の授業で生徒さんから受けた質問や扱った内容の中で、韓国語学習に役立つ情報をhana+をご覧になっている皆さんにもご紹介したいと思います。
日本語の「かかる」は、韓国語で何て言ったらいい?
今回一緒に勉強する内容は、日本語の「かかる」についてです。
「かかる」はいろんな韓国語に訳すことができますが、 今回扱う内容は걸리다と들다のみに限定します。
きちんと使い分けができる学習者からすればとても簡単な内容かもしれませんが、宿題を添削したり、会話のやりとりを聞いたりしていると、意外と間違えている方が多かったので、ここでおさらいしておきたいと思います 。
それでは、例文を見てみましょう。
걸리다と들다
上の図を見ると分かるように、1の「名古屋から東京まで約2時間かかります」の「かかる」は、나고야에서 도쿄까지 약 두 시간 걸려요のように걸리다と表現しますが、2の「名古屋から東京まで約1万円かかります」の「かかる」は걸리다ではなく、들다と表現します。
ポイントは、これ一つ!
日本語は、「1時間かかる」「1万円かかる」のように時間についてもお金についても全部「かかる」を使いますが、韓国語はこの二つを区別するということです。
・時間がかかる = 시간이 걸리다
・お金がかかる = 돈이 들다
難しくないですね ^^
「時間がかかる」は、시간이 걸리다と表現できる学習者が多いですが、「お金がかかる」の方を돈이 들다ではなく、つい돈이 걸리다と言ってしまいがちなので、ここをきちんと覚えておきましょう。
もう少し例文を見てみよう
それでは、もう少し例文を見てみましょう。
練習問題を解いてみよう
걸리다と들다の違いが、少し理解できましたか?最後に練習問題を用意したので、ぜひ解いてみてください。
問題1
(大韓航空でソウルに行ったんですが、2時間くらいかかりました)
B : 아, 그러세요? 그런데 경비는 얼마나 ________?
(あ、そうなんですね。ところで経費はいくらかかりましたか?)
A : 비행기표와 호텔 포함해서 전부 10만 엔 정도 ________.
(飛行機のチケットとホテルを含めて全部で10万円くらいかかりました)
걸렸어요, 들었어요, 들었어요
※ 解答は問題の横の「+」ボタンを押すと表示されます
問題2
(名古屋から大阪までお金はどれくらいかかりますか?)
B : 신칸센으로 가실 거예요?
(新幹線で行かれますか?)
A : 네, 신칸센으로 가려고 해요.
(はい、新幹線で行こうと思います)
B : 그럼 6,000엔 정도 ________.
(それなら、6000円くらいかかります)
들어요, 들어요
※ 解答は問題の横の「+」ボタンを押すと表示されます
問題3
(韓国の友達に手紙を書いたんですが、5時間もかかりました)
B : 그래도 한국어로 썼다니 정말로 대단하세요.
(でも、韓国語で書いたなんて本当にすごいですよ)
걸렸어요
※ 解答は問題の横の「+」ボタンを押すと表示されます
いかがですか?「時間がかかる」よりも「お金がかかる」のことを「돈이 걸리다」ではなく「돈이 들다」と意識して表現するように気を付けましょうね。
それでは、今日も良い一日をお過ごしください。그럼 오늘도 좋은 하루 보내세요!!^^