意外にトラブルがある試験当日のあれこれ!ハン検とTOPIKで気を付けること

意外にトラブルがある韓国語試験当日のあれこれ!ハン検とTOPIKで気を付けること

「ハングル」能力検定試験(以下、ハン検)とTOPIK試験当日の受験要領や持参物については、何よりも受験票に書いてある内容を精読して、あらかじめ準備しておくべきです。

その前提の上で、ハン検とTOPIKでは持ち物や遅刻時のルールなどが少しずつ違うので、何に気を付けるべきか幾つかの注意点を挙げてみますね。

試験に必須の持ち物

ハン検TOPIK
持参物・受験票
・筆記用具
・公的な写真付きの身分証明証
・腕時計
・受験票
・修正テープ
・公的な写真付きの身分証明証
・アナログ式の腕時計
・会場によりスリッパ
受験票の写真当日までに用意して受験票に貼る必要あり写真は前もって送らなければならないので当日は不要
筆記用具鉛筆またはHB以上のシャープペンシル、消しゴムを持参・修正用の修正テープは持参。専用のサインペンが配布される
自由、難聴などの場合、事前申請で希望を出せる決まっている。自分の受験番号の席に座る
時計腕時計のみ使用可能アナログ式の腕時計
遅刻筆記試験に間に合えば、筆記のみ受験できるが、合格はできない受験不可。TOPIK IIの休憩後の読解試験も入室できない
水分補給試験中は禁止試験中は禁止
休憩なし。「聞き取り」と「筆記」を続けて受ける「聞き取り」と「読解」の間に30分間の休憩時間あり
試験用紙持ち帰り可能持ち帰り不可(試験終了後回収)
結果発表郵送ウェブ・郵送
成績の有効期間特になし。ただし合格証の発行は5年以内2年
※更新日:2024年4月11日

写真

ハン検の受験票は当日までに受験票に縦4センチ×横3センチの顔写真を貼っておかないといけませんが、これを忘れがちなので注意が必要です。プリクラ、スナップ写真は不可です。

証明写真

筆記用具

筆記用具ですが、ハン検は、HB以上の黒鉛筆またはシャープペンシル、プラスチック消しゴムが必要です。

TOPIKは試験場でサインペンが配られますが、修正テープは持参する必要があります。家にある物を持っていく場合は、使い終わり間近でないか必ず確認しましょう。

また、修正テープだと思って持っていって、いざ試験会場で使おうとしたらテープのりだったという、笑うに笑えない失敗談もあるので、普段使っていない人は、ご注意を!

筆記用具

腕時計

試験中に時計を見られないと、残り時間などを確認できず大変困ります。どちらの試験も、試験中は携帯電話の電源を切って、かばんにしまわないといけないので、普段携帯電話を時計代わりに使っている人は別途準備が必要です。

さらにハン検、TOPIKともに腕時計以外の時計が使えません(TOPIKはアナログ式腕時計のみ可)。時計が設置されていない試験会場もあり、試験中に腕時計の電池が切れたりするトラブルもあります。

また試験中に時報を知らせるアラームが鳴ったため腕時計を取り上げられたというケースもありますので、アナログ式の腕時計で用意することをおすすめします。

腕時計

事前に会場までの道のりをしっかり確認

試験会場にぎりぎりに着くような状況は絶対に避けましょう。

会場によっては、正門から試験会場までが遠くてかなりの時間を要したり、道が分かりづらくて試験会場になかなかたどり着けなかったりすることもあります。

ハン検の場合、座席の指定はなく、試験場内の好きな席に座ることができます試験開始20分前の「集合時間」から事前説明が始まります。

一方のTOPIKでは、決められた席で試験を受けます試験開始30分前に集合しないといけません。

地図

温度調節のできる服装で

試験当日の気温が前日とは大きく異なり、家を出てからそれに気付くといったこともあるでしょう。

また、TOPIKは決められた席で受験する必要がありますが、空調を使用している場合、席によって寒暖差があるものです。

体調をいい状態に保って、試験に集中できるよう、温度変化に対応できるような服装をする、あるいは備えがあるといいです。

カーディガン

トイレは死活問題なので要チェック

TOPIKは聞き取りと読解の間に30分の休憩時間がありますが、ハン検は聞き取り、筆記試験間の休憩はありません

ハン検の受験においては、トイレを試験前に済ませておくべきでしょう。

また、特に女性は、トイレが混んで並ばなければいけなくなることがよくあるので、トイレの位置や済ますタイミングについても事前に考えておいた方がいいでしょう。

試験の前後、休憩時間に水分補給ができるよう水の準備も忘れずに。

やはり、十分早めに、余裕を持って試験会場入りすることをおすすめします。会場の雰囲気に慣れて、トイレも事前に済ませて、万全の態勢で試験を迎えるようにしましょう。

トイレに行く女性

試験後に関して

TOPIKは問題用紙を持ち帰れませんが、ハン検は問題用紙を持ち帰ることができ、試験終了時間の数分後には公式サイトに解答がアップされます。

ハン検の場合は約1カ月後に郵送で成績表が送られてきます(1級の1次試験の結果は約10日後)。一方のTOPIKは、約2カ月後に韓国のTOPIK公式サイトで成績が発表され、後日成績表が郵送されます。

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