この記事では、日本語話者がよく使ってしまう日本語直訳式の韓国語から脱し、よりネイティブっぽい韓国語の表現を身に付けることを目指します!
ここでの「ネイティブっぽい」というのは、「直訳式の発想からはなかなか生まれてこない」という意味です。
今回の日本語表現「10億ウォンってそうサラッと言うなよ」
皆さんなら、どんな韓国語にしますか?
ゆうき先生
10억 원이라고 그렇게 마음 편하게 말하지 마.
これでも通じるけど……。
もっとネイティブっぽい韓国語表現は?
※「+」をクリックして、答えを見てみる
→ 10억 원이 뉘 집 개 이름이야?(10億ウォンが誰かの家の犬の名前か?)
ここがポイント!
韓国語の表現には、思わず笑ってしまうようなユーモアが詰まったものが少なくありません。これもそんな代表例。
直訳すると「10億ウォンが誰かの家の犬の名前か?」となります。
10億ウォンと言えば軽々しく口にできないような大金なのに、まるで「ポチ! ポチ!」と自分の家の犬を呼ぶように「10億! 10億!」と気安く呼ぶことを実にうまく言い表しています。
뉘というのは누구の別の形。누구 집 개 이름と言い換えることもできます。
注意!
少し相手をばかにしたようなニュアンスがあるので、目上の人にはもちろん使えません。
できるだけ気心の知れた相手に対してのみ使うようにしてください。
ネイティブっぽい韓国語の対話例
もっと知りたい方におすすめ
ネイティブっぽい韓国語の表現200
著者:稲川右樹
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