-느라고は「~していて」や「~しているので」「~しようと」などと訳される連結語尾で、前節が後節の「理由」を表します。主に二つの意味で使われます。
まず一つ目です。前節の内容を行うのに手間や時間がかかり、その結果として後節の内容が起こることを表します。
上の例からも分かるように、後節には、手間をかけた人自身に関わる否定的な事柄(遅れた、忙しいなど)が来ます。この用法では、-느라고は「理由」の中でも特に「言い訳」を言うときに使われることが多いといえます。
ただし注意点があります。「手間や時間がかかる」ことが重要なので、以下のようには使えません。この場合は、同じく理由を表す-아/어서を使う必要があります。
次に二つ目の意味です。前節の内容を達成するために、後節の内容を行うことを表します。前節に手間や時間がかかるというニュアンスは一つ目の意味と共通していますが、後節の内容が意図的な行為である点が異なります。
この意味の場合は、「理由」の中でも特に「目的」を表すということができます。目的であるため-기 위해(~するために)のような表現と置き換えることもできますが、-느라고が持っている「手間や時間がかかる」というニュアンスはなくなります。
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