떡볶이(トッポッキ)と言えば甘辛いソースに絡めた屋台料理の定番ですが、昔、朝鮮王朝時代に宮中で食べられた料理、궁중떡볶이(宮中トッポッキ)という料理があります。マイルドなしょうゆベースの味付けで、小さい子どや、辛いものが苦手な方でも楽しめるレシピです。
その昔、移動中に時間がたって硬くなってしまった가래떡(トッポッキ用のお餅)を、王様の食卓には出せないと、水でふやかして肉と野菜をたっぷり加え、味付けして火を通し、出すようになったという説があります。
いつもと違うトッポッキ、楽しんでみてはいかがでしょうか?
材料(2人分)
- トッポッキ用餅:400g(約30個)
- 牛切り落とし肉 :100g
- シイタケ:1個
- ニンジン:5cm
- 長ネギ:10cm
- 玉ネギ:1/2個
- サラダ油:大さじ1
- ごま油:大さじ1
餅の下味
- しょうゆ:大さじ1
- ごま油:大さじ1
牛肉の下味
- しょうゆ:大さじ1
- 砂糖:大さじ1
- 料理酒:大さじ1
- ニンニク(みじん切り):大さじ1/2
- こしょう:少々
ヤンニョム
- しょうゆ:大さじ2
- 砂糖:大さじ2
- 水:大さじ4
- 白ゴマ:大さじ1/2
作り方
- 餅は30分ほど水に漬けてふやかす。
- 餅をふやかしている間に、次の作業をする。
・牛肉を《牛肉の下味》の材料でもみ込み、10分ほど漬け込む。
・シイタケとニンジンは5mm幅の細切り、長ネギは斜め切り、玉ネギは薄切りにする。
・《ヤンニョム》の材料をボウルに混ぜておく。 - 餅がふやけたら、水気をよく切って、《餅の下味》の材料に絡めておく。
- 熱したフライパンにサラダ油(大さじ1)を引き、中火で肉を炒める。肉の表面に火が通ったら、餅、ニンジン、玉ネギを入れて炒める。
- 具材にある程度火が通ったら、シイタケと《ヤンニョム》を入れてよく炒める。
- 餅に火が通っているか確認する。火が通っていない場合、水を大さじ3ほど入れてふたをし、3分間煮る。
- 材料に火が通ったら長ネギを入れて2分ほど、さらに炒めてから火を止める。最後にごま油(大さじ1)を絡める。
(レシピ提供:ホン・オクス)
このレシピが掲載されている書籍
韓国語学習ジャーナルhana Vol. 09
「『食』の韓国語/韓国語の翻訳者になる!」
「『食』の韓国語/韓国語の翻訳者になる!」
著者:hana編集部
定価:1518円(本体1380円+税10%)
定価:1518円(本体1380円+税10%)