韓国料理の代表格。日本でも「キンパ」という名称で親しまれている김밥(韓国式のり巻き)のレシピを紹介します。韓国では携帯して食べやすいので、遠足や旅行のときによく持っていきます。
キンパの味には김치(キムチ)、불고기(プルコギ)、참치(ツナ)などいろいろな種類がありますが、今回は、定番の具材を使った王道のキンパを紹介します。
また、具材が中央に来るきれいな巻き方のこつもお教えします!
材料
- ご飯:400g
→昆布を入れて炊く。炊き上がったら《ご飯の調味料》を入れて、ふっくらと混ぜ合わせておく。 - キンパ用のり:2枚
→日本の焼きのりで代用可。
ご飯の調味料
- 塩:小さじ1/2
- ごま油:小さじ1
- 白ゴマ:大さじ1/2
具材
- ニンジン:50g
→細切りにして、塩ひとつまみ入れて炒めておく。 - ホウレン草:150g
→塩水でゆで、水気を絞り、塩を少々入れてあえておく。 - キンパ用たくあん:2本
→甘口の日本のたくあんで代用可。 - カニカマ:4~6本
→のりの長さに合わせて必要な本数を準備する。 - キンパ用ハム:2本
→魚肉ソーセージで代用可能。その際は縦半分に切る。 - 卵:2個
→塩2つまみ、砂糖2つまみ、ごま油小さじ1/2を入れて溶いておく。
作り方
- 卵液を準備し、卵焼き用の四角いフライパンで薄焼き卵を2枚作る。四角いフライパンがない場合は、薄焼き卵を作った後に四方を切り落として四角にする。
- 巻きすを広げてのりを置き、冷ましたご飯を200g、のりの手前3/4に均等に薄く広げる。
- その中心に薄焼き卵1枚を乗せ、薄焼き卵の中央に具材(1/2の量)を並べる。具材は横に広げず、狭く上に積むようにして並べるとよい。
- きれいに巻くこつは、上側ののりを積み上げた具材の下部分までぎゅっと巻いて、固定すること。それから残りのご飯部分で完全に包むよう、力を加えて押さえながら、最後まで巻くようにするとよい。
- 2〜4を繰り返し、もう1本作る。食べやすいように1cmほどの厚さに切る。お好みで最後に白ゴマ(分量外)を散らす。
ポイント
キンパ用の材料は、韓国食材店でそろいます。キンパ用ののりは破れにくく巻きやすいので、準備することをお勧めします。
(レシピ提供:ホン・オクス)
このレシピが掲載されている書籍
韓国語学習ジャーナルhana Vol. 09
「『食』の韓国語/韓国語の翻訳者になる!」
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著者:hana編集部
定価:1518円(本体1380円+税10%)
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