韓国語教材の専門出版社「HANA」が全力闘魂して自社で制作している韓国語書籍のラインナップの中から、前回に続き「単語集」を紹介致します。
過去にご紹介した「入門・初級レベルのおすすめ総合書編」「単語集編 その1」もぜひ参考にしてください。
記事の目次
HANAの韓国語教材チャート
HANAが自信を持っておすすめする韓国語教材のレベル別・ジャンル別チャートです。教材選びの際にぜひご参考ください。
※『韓国語学習ジャーナルhana』と試験対策本はチャートから省いています
タイプ別にHANAの単語集を紹介します
工夫に工夫を凝らしたHANAの単語集ラインナップ。書いて覚えたい人、耳から覚えたい人、漢字語から一気に語彙数を増やしたい人、いろんなタイプの単語集を用意しています。
書いて覚えたい派の人におすすめの単語本
漢字を体に覚え込ませるときに用いた「書き写し」は韓国語の単語を覚えるのにも大変有効。まして韓国語は、入門レベルでまず未知の文字、ハングルに親しむ必要があります。本書は、入門レベルの単語を繰り返し筆写しながら、覚えるために開発された練習帳です。
hana編集部 著/A5サイズ/音声DL形式/264ページ/1980円(税込み)/入門レベル
「もくじ」はこんな感じ
全448単語を、1日16単語ずつ、4週28日かけて覚える構成になっています。
子どもが漢字を覚えるように、文字や単語も「書いて覚える」!
ハングル能力検定試験の入門級5級レベルを中心に、韓国語学習を始めたらまず覚えるべき基礎単語448語を取り上げています。1課(1日分)で16語の新単語を消化する設定で、単語の横に書き込み欄を設け、単語と意味、活用、他の品詞形などを確認した後、すぐに書く練習ができるようになっています。
単語だけでなく、例文も書き写して学べる!
この本は、単語だけでなく例文も書き写して学べるようになっています。例文はほぼハングル検定5・4級の単語と文法項目(助詞・語尾・表現)で構成されています。
例文を何度も書いているうちに、今後の学習の土台となる韓国語の基礎、すなわち語彙と文法が自然に身に付くように配慮されています。また例文の読み方をカタカナでも示しています。
つまづきやすい活用も書いて覚える!
その週で学んだ動詞・形容詞などの活用を書き込むためのページが用意されています。声に出して読みながら書き写す、これが記憶に残るポイントです。
「書いて覚える派」の人におすすめの単語帳でした。
効率的に語彙力をアップしたい人はこの本で!
韓国語と日本語の漢字の読み方に注目して、韓国語語彙の約7割を占める漢字語を効果的に覚えます。漢字語が持つ「母音」「パッチム」「初声」の法則を40にまとめて解説し、練習を行う本です。
兼若逸之 著/A5サイズ/音声DL形式/196ページ/1980円(税込み)/初級・初中級・中級
漢字語の読み方のルールを40通りに分類・整理
漢字語の読み方には一定のルールがあります。1つルールを知れば、そのルールを使ってたくさんの漢字語が読めるようになります!
豊富なサンプルと、練習問題でフォローアップもばっちり!
豊富な漢字語のサンプルは音声で耳からも覚えられる構成に。下の最後には練習問題がついているので、復習もしっかりできます!
巻末には「ハングル読み・カナ読み対照表」付き!
漢字のハングル読みに対応するカナ読みを一覧表にしています。この表を見ていると、あ!ほんとだ!ルールどおりになっている!と感動します。
さて、あなたは「書いて覚える派」? それとも効率よく「漢字をで一気に語彙力をアップしたい派」ですか? HANAには色んな単語集がありますので、ご自分の好みで選んでくださいね。