韓国語教材の専門出版社「HANA」が全力闘魂して自社で制作している韓国語書籍のラインナップの中から、今回は「単語集」を紹介致します。
前回ご紹介した「入門・初級レベルのおすすめ総合書編」もぜひ参考にしてください。
記事の目次
HANAの韓国語教材チャート
HANAが自信を持っておすすめする韓国語教材のレベル別・ジャンル別チャートです。教材選びの際にぜひご参考ください。
※『韓国語学習ジャーナルhana』と試験対策本はチャートから省いています
語彙力アップに最適なHANAの単語集!
工夫に工夫を凝らしたHANAの単語集ラインナップ。書いて覚えたい人、耳から覚えたい人、漢字語から一気に語彙数を増やしたい人、いろんなタイプの単語集を用意しています。
その中から今回は『hanaの韓国語単語』シリーズを紹介します。
HANAイチオシの単語集! 本気で語彙を増やしたい人は『hanaの韓国語単語』シリーズで!
このシリーズは、何よりも例文を通じて、音声を通じて単語を学ぶ作りになっています。そして、学習者がいかに効率よく韓国語の語彙を学ぶかを考慮しているだけでなく、「ハングル」能力検定試験(ハン検)にも準拠していますし、TOPIK対策にも使えます。
ミリネ韓国語教室 著/B6変型サイズ/音声DL形式
「入門・初級編」「初中級編」の中身はこんな感じ
音から、例文から覚える!
例文は、入門・初級レベルの単語と文法で作られています。全ての例文に音声が用意されているので、耳からも覚えることができます。
1矢印のところで折り込めば、「見出し語」や「例文訳」を隠すことができます。
21周目に勉強した日付、2周目に勉強した日付を書き込むことが可能です。
3例文中、表記と実際の発音が異なる場合の発音表記を記載。発音変化が起こる場合は赤い帯で示し、ページ下の6「解説」で補足説明しています。
4表記のつづりと実際の発音が異なる場合、発音通りののハングルを掲載。5級ではフリガナも示しています。
5関連情報を提示しています。これがありがたい。
活用を音で覚えよう!
動詞と形容詞には活用のページあり、入門・初級レベルでよく使う活用形を一覧にしてあります。読み上げ音声が用意されているので、活用した形を丸ごと音で覚えられます。
週の終わりにチェック!
7日分勉強したら、チェック問題に挑戦! その週に勉強した単語を覚えているか確認します。
「中級編」を使った学習例
既に覚えた単語か、忘れてしまっている単語かを可視化!
既に覚えた単語か、忘れてしまっている単語かを可視化します。
見て覚えるだけではなく、必ず音読をして自分の口に慣らします。息つぎするところにスラッシュを入れて、音読しやすく!
「思い出す」という作業に意味がある!
覚えたかどうかのチェックは飛ばさず必ずやること!「思い出す」という作業に意味があります。
最初から書けたところ、書けなかったところを色分けして分かりやすく。
今度は日本語を韓国語に訳します。これが難しい!
単語テストだけではなく、文章翻訳にも挑戦!
単語だけではなく、文章翻訳にも挑戦。どこを間違えたのかしっかりチェック。忘れてしまっている単語はしっかりメモしておいて、再度見直します。
「上級編」の中身はこんな感じ
似た意味の単語が並んでいるからまとめて覚えられる!
1・2級2730語を26週(182日)、つまり半年で消化し、さらに漢字語、動植物名、接辞・依存名詞・冠形詞を覚えていきます。全部合わせると約5000語になります。
巻末にも同じ類の単語がまとめて掲載されている
魚介、鳥、動物、虫、植物など同じ類の単語をまとめて掲載し、覚えやすくしています。
接辞・依存名刺・冠形詞も巻末にまとめて掲載!
接辞、依存名詞、冠形詞はそれぞれ代表的な例をいくつか提示し、その訳もともに掲載しています。
日韓で共通の漢字が一覧に
日韓同じ漢字で、さらに同じ意味で使われる単語は巻末ページにまとめてあります。一気にザーッと見てチェックできるようにしました。
「上級編」を使った学習例
ハン検1級合格を目指していた時の勉強法
ハン検1級合格を目指していた時の勉強法です。
1234まず単語集の韓国語を見ながらザーッと日本訳を書き、答え合わせをします。分からないところは飛ばして後で答え合わせの時に赤ペンで埋めます。
5678先ほど答え合わせをした日本語を見ながら、今度は韓国語訳を書いていきます。
何が覚えていて、何が覚えていないのか可視化します。
例文と一緒にまるっと覚える
動詞や形容詞、副詞はニュアンスの違いや使い方をしっかり理解しないといけないので例文と一緒に覚えたり、慣用句と一緒にまるっと覚えたりしてます。どうしても覚えられない単語はイラストを書いて、脳に印象付けます。
とんそく子の場合は、書かないと覚えられなかったので書いて覚えましたが、見て覚えられるタイプの方は見て覚えましょう。書くのは時間がかかりますので。
さて『hanaの韓国語単語』シリーズいかがでしたでしょうか? 次回は「単語集編 その2」を紹介します。