【韓国語のエッセイ】2025年2月月間ベストセラー&新刊情報

教保文庫の2月のエッセイ月間ベスト10と注目の新刊情報をご紹介します。

今月は、長く読まれ続けている翻訳書2冊がランクインしました。

注目の近刊では、認知症患者に寄り添う看護師のエッセイを紹介しています。

※ランキング記事ではハングルのルビを省略します。

教保文庫ベストセラー月間ベスト10(韓国語のエッセイ)

1位:『어른의 행복은 조용하다(大人の幸せは静かだ)』

태수(テス)著/페이지2북스(ページ2ブックス)刊/2024.11.4

『어른의 행복은 조용하다(大人の幸せは静かだ)』
『어른의 행복은 조용하다』
태수

2位:『행복할 거야 이래도 되나 싶을 정도로(幸せになれるはず、不安になるほどに)』

일홍(イルホン)著/부크럼(ブクロム)刊/2024.7.29

『행복할 거야 이래도 되나 싶을 정도로』
『행복할 거야 이래도 되나 싶을 정도로』
일홍

3位:『내가 한 말을 내가 오해하지 않기로 함(私が言ったことを私が誤解しないことにする)』

문상훈(ムン・サンフン)著/위너스북(ウィナス)刊/2025.1.5

『내가 한 말을 내가 오해하지 않기로 함』
문상훈

4位:『당신에게 분명 좋은 일만 생길 거예요(あなたにきっと良いことしかやってこないはず)』

이슬비(イ・スルビ)著/다담북스(タダムブックス)刊/2024.5.13

『당신에게 분명 좋은 일만 생길 거예요(あなたにきっと良いことしかやってこないはず)』
『당신에게 분명 좋은 일만 생길 거예요』
이슬비

5位:『기분이 태도가 되지 말자(気分が態度にならないように)』(20万部記念)

김수현(キム・スヒョン)著/하이스트(ハイスト)刊/2022.11.25

기분이 태도가 되지 말자
『기분이 태도가 되지 말자』
김수현

6位:『숨결이 바람 될 때 – 100쇄 기념 리미티드 에디션(息吹が風になるとき – 100刷記念リミテッドエディション)』

폴 칼라니티(ポール・カラニシ)著、이종인(イ・ジョンイン)訳/흐름출판(フルム出版)刊/2024.11.22(初版2016.08.19)

『숨결이 바람 될 때』
폴 칼라니티

本書は、末期の肺がんと診断された脳神経外科医による、この世を去るまでの2年間の記録です。生と死の意味、そして愛の価値について語られており、2016年の初版から韓国でも多くの人に読まれ続けています。邦訳書『いま、希望を語ろう―末期がんの若き医師が家族と見つけた「生きる意味」』(田中文訳、早川書房)も出版されています。

7位:『당신은 결국 무엇이든 해내는 사람(君は結局何でもやり遂げる人)』(10万部記念特別リカバーエディション)

김상현(キム・サンヒョン)著/필름(Feelm)刊/2022.4.20

당신은 결국 무엇이든 해내는 사람
『당신은 결국 무엇이든 해내는 사람』
김상현

8位:『나는 메트로폴리탄 미술관의 경비원입니다(私はメトロポリタン美術館の警備員です)』(20万部記念ハードカバーエディション)

패트릭 브링리(パトリック・ブリングリー)著、김희정(キム・ヒジョン)・조현주(チョ・ヒョンジュ)訳/웅진지식하우스(ウンジン知識ハウス)刊/2023.11.24

『나는 메트로폴리탄 미술관의 경비원입니다』
패트릭 브링리

9位:『성난 파도 다스리기(荒立つ波の鎮め方)』

덩 밍다오(デン・ミンダオ)著、김희균(キム・ヒギュン)翻訳/북플레저(ブックプラザ)刊/2025.01.22

『성난 파도 다스리기』
덩 밍다오

1992年の出版以来、世界中で愛され続けている本書は、心の平穏を取り戻す手助けをしてくれます。東洋哲学や道教思想を現代的に解釈し、1日1ページずつ読み進められるよう365個の短いメッセージとして伝えます。

10位:『양심(良心)』

최재천(チェ・ジェチョン)、팀최마존(チームチェマゾン)著/더클래스(ザ・クラス)刊/2025.1.14

『양심』
최재천、팀최마존

韓国を代表する動物行動学者と、YouTubeチャンネル「チェ・ジェチョンのアマゾン」の企画・制作チームが「良心」について書きました。「人間と社会の公正さは、良心から出発する」というメッセージを通じて、現代における「良心」の重要性を説いています。

注目の新刊


『오늘도 치매 어르신을 돌보며 인생을 만납니다(今日も認知症のお年寄りをお世話しながら人生に出会います)』

박완서(パク・ワンソ)著/설렘(ソルレム)刊/2025.3.15

『오늘도 치매 어르신을 돌보며 인생을 만납니다』
박완서

これまでの10年間、認知症患者を担当する看護師として働いてきた著者。本書には、介護施設で起こるさまざまな出来事をはじめ、介護現場の問題点や患者から学んだ命の大切さについて記録されています。また、認知症患者を抱える家族にとって、少しでも慰めや勇気になればという思いも込められています。

※この記事で紹介した書籍の購入は、「教保文庫、1月の月間ベストと注目の新刊(エッセイ)」の記事をご参照ください。

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