15分でハングルが読めるようになる!『123! 韓国語』で韓国語の母音を学ぶ

15分でハングルが読めるようになる! 『123! 韓国語』で韓国語の基本的な母音を学ぶ

皆さん、アンニョンハセヨ!

『123! 韓国語』著者の一人、池成林(チソンリン)と申します。よろしくお願いします。

15分でハングルが読めるようになるシリーズ。初回は韓国語の「母音」について説明します。

※この記事は動画の内容を要約したものです。発音や確認問題は動画を見ながら学ぶことを推奨します。
※この動画で使っている教科書は『123! 韓国語』。本記事は教科書のSTEP 1、2(14〜17ページ)の内容です。

ハングルの母音について動画で学ぶ

初めに、韓国語の文字のことを「ハングル」と言いますが、ハングルは、日本語の仮名文字と違って、子音と母音の組み合わせでできています。

それでは、母音から見ていきましょう。

母音「ア、イ、ウ、エ、オ」

まずは日本人になじみのある「あいうえお」に当たる母音から勉強していきたいと思います。

『123! 韓国語』母音アイウエオ

赤い文字のㅏ、ㅣ、ㅜ、ㅔ/ㅐ、ㅗが母音字になりますが、母音が単独のときは無音を表す子音字の「ㅇ」を必ず書きます(次の動画「子音」でまた詳しく説明します)。

2つの「u」と「e」と「o」

教科書(『123! 韓国語』)の14ページを見ると、uとeとoが2つあることにお気付きかと思います。

『123! 韓国語』母音ウエオ

에と애は文字は違いますが、日本語の「エ」とほぼ同じ発音です。우と으、오と어の違いについては、後ほど「発音の確認」のところで詳しく説明します。

「ㅇ」の書き方

「ㅇ」を書くときは必ず母音よりも先に「ㅇ」を書き、縦が長い母音(ㅏ、ㅣ、ㅔ/ㅐ、ㅓ)の場合は「ㅇ」の右側に母音を書きます。そして横が長い母音(ㅜ、ㅡ、ㅗ)の場合は、「ㅇ」の下に母音を書きます。

縦が長い母音は「ㅇ」の右側に書くㅏ → 아
ㅣ → 이
ㅔ → 에
ㅐ → 애
ㅓ → 어
横が長い母音は「ㅇ」の下に書くㅜ → 우
ㅡ → 으
ㅗ → 오

この「ㅇ」を書く位置ですが、STEP 3で習う子音を書くときもここに書きますので、皆さんしっかり覚えておいてくださいね。

発音の確認

それでは、それぞれの母音の発音を確認してみましょう。発音の音声と確認問題はぜひ動画をご参照ください。

日本語の「ア」とほとんど一緒
日本語の「イ」とほとんど一緒
日本語の「ウ」よりも口を丸めて発音
日本語の「ウ」よりも唇を両側に引いて発音
에/애日本語の「エ」とほとんど一緒(※文字は2種類あるが発音は同じ)
日本語の「オ」とほとんど一緒
日本語の「オ」よりも唇を丸めずに力を抜いて発音

母音「ヤ、ユ、イェ、ヨ」

日本語では一般的に「ア、イ、ウ、エ、オ」を母音として認識していますが、韓国語では「ヤ、ユ、イェ、ヨ」に当たる文字も母音として扱います。

先ほど習った母音字の長い棒に短い棒が付いている文字に、もう1本短い線を足すと「y」の音が加わり日本語のヤ行に当たる「ya、yu、ye、yo」を表すことができます。

『123! 韓国語』母音ヤ、ユ、イェ、ヨ

이と으は短い棒がないので、該当する文字がないことが分かりますね。

発音の確認

それでは、ヤ行に当たる母音の発音を確認してみましょう。こちらも発音の音声と確認問題は動画をご参照ください。

日本語の「ヤ」とほとんど一緒
日本語の「ユ」よりも口を丸めて発音
예/얘日本語の「イェ」とほとんど一緒(※文字は2種類あるが発音は同じ)
日本語の「ヨ」とほとんど一緒
日本語の「ヨ」よりも唇を丸めずに力を抜いて発音

次回予告

次回の動画では『123! 韓国語』STEP 3と4の「子音」について、著者の一人である田聖実先生と学びます。

この動画記事で使用している教科書

123!韓国語 入門〜初級
123! 韓国語 入門〜初級
著者:稲川右樹、金玄謹、池成林、田聖実
定価:2530円(本体2300円+税10%)

この記事を動画で見る

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