確かに韓国語の外来語には、表記と発音が一致しない例が多くあります。
例えばご質問の버스と시디は、それぞれ[뻐쓰]と[씨디]のように、語頭の平音や語中の스が濃音で発音されます。
これらの外来語は、韓国語に入ってきた時からもともと濃音なのですが、外来語表記に濃音を使わないと決められているため、表記の上では平音で書くことにしているのです。
英語からの外来語では、b、d、g、j、zといった有声音やsが語頭にある単語の場合に、濃音にしている例が多くあります。
また英語以外では、例えばフランス語からの外来語の場合、카페(カフェ)が[까페]と発音されたり파리(パリ)が[빠리]と発音されたりするように、語頭のp、t、kが濃音で受け入れられるケースもあります。
ただし、全ての外来語が濃音で発音されるわけではありません。例えば재즈(ジャズ)は[째즈]ですが、주스(ジュース)は[주쓰]で、語頭は平音の[주]です。
これらの発音は辞書にも載っていないため、1語ずつ、出合うたびに覚えていくしかありません。
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