人々は言葉の意味を考えるとき、その言葉だけでなく「誰が言っているか、書いているか」を無意識のうちに判断材料にしています。
例えば、あなたが知り合った外国人が、明らかにノンネイティブと分かるレベルの日本語で「これマジやばい」「〜するっしょ」のような言葉ばかり口にしたらどういう印象を持つでしょうか?ましてやその人が社会人だったとしたら?
流行言葉を学び、それを適度に織り交ぜて使うことは良いことですが、度が過ぎると「そんな言葉をよく知っている」と褒められるよりは、うっとうしく思われる可能性があります。
使う場面・相手の線引きをきちんとして、会話の相手がどう感じるかを考えながら話す必要があります。
また映画などで、욕(激しい悪口)をよく耳にしますが、こうした言葉は学習者がまねして使うべきではないでしょう。
品性が疑われますし、このような言葉を使わなくても楽しく滑らかな会話をすることは十分に可能だからです。