焼き菓子「빈츠（ビンツ）」のパッケージで韓国語を学ぶ

商品パッケージの韓国語には、そのお菓⼦がどんな味で、どんな成分が⼊っているのかといった内容はもちろん、⽣きた⽇常表現と実⽤的な⽂法が込められています。

「“おやつ”で学ぶ韓国語」では、韓国の마트（スーパーマーケット）や편의점（コンビニ）で買えるお菓⼦や飲み物などのパッケージをイラストで描き下ろし、実際に書かれている多様な韓国語表現をオ・ヤーツさんと一緒に学んでいきます。

記事の目次

빈츠（ビンツ）

オ・ヤーツ

半分チョコ、半分ビスケットのお菓子だよ！

「ヨーロッパ」という表記はポルトガル語のEuropaから来ていますが、韓国語の유럽は英語のEuropeから来ています。ちなみにヨーロッパの漢字表記である欧羅巴を韓国語読みした구라파という表現もごくまれに使われます。

ビスケットやキャンディー類などにチョコレートや準チョコレートを加えた食品で、ココアパウダーが2%以上含まれているものを韓国では초콜릿 가공품と表記します。ちなみに準チョコレートの基準はココアパウダー7%以上、そしてチョコレートはココアパウダー30%以上が基準です。

반は「半分」という意味。ちなみに4分の1は「半分の半分」なので、반의 반と言います。

우유（牛乳）、대두（大豆）、땅콩（落花生）、밀（小麦）、쇠고기（牛肉）

※ 달걀, 돼지고기 혼입 가능（卵、豚肉混入の可能性あり）

オ・ヤーツ

チョコの部分を見るとどうでもいい模様や絵が刻まれているけど、全てデザインが違うらしいよ！開けてすぐお口に入れちゃってるから知らなかった！

この記事の執筆者

68 記事

【 김수민（キム・スミン）】

ソウルを拠点にして活動しているイラストレーター。日本に滞在していた幼少期にマンガとお菓子で日本語を勉強した経験をもとに『일본어를 군것질로 배웠습니다만?（日本語をおやつで覚えましたけど？）』を執筆。空き時間には紙コップに絵を描いてSNSに載せている。