韓国には복날(伏日)と呼ばれる日が3日あります。最初の伏日は초복(初伏)、2日目は중복(中伏)、3日目は말복(末伏)と呼ばれています。
2024年は初伏が7月15日、中伏が7月25日、末伏が8月14日です。この初伏〜末伏にかけての期間は夏の中でも暑さが厳しいといわれていて、その期間に夏バテ対策として食べる食べ物があります。
それは、삼계탕(参鶏湯)です。
日本でもかなりメジャーな韓国料理ですが、丸鶏のおなかにもち米や朝鮮ニンジン、ナツメなどの漢方食材を詰めて煮込むのですから、材料を手に入れるところから始めるとなると、とても手間のかかる料理といえるでしょう。
この参鶏湯を、お手軽に作ることができるレシピを紹介します!
材料(2人前)
- 鶏手羽元:8本
→キッチンペーパーで水気を拭き取り、1カ所深く包丁を入れる。 - もち米:100g
→30分水に浸して、水気を切っておく。なければ普通のお米でもOK。 - 塩:小さじ1/2
- こしょう:小さじ1/2
- 水:2リットル
〈A〉
- 長ネギ:1/3本
- 栗:6個
- ショウガ:4片
- ニンニク:5片
- 松の実:10g
- ナツメ:5個
- 料理酒:100ml
作り方
- 鍋に水を入れて、鶏手羽元と〈A〉を入れて強火で煮る。
- 煮立ったら中火にして、5分ほどあくを取りながら煮て、その後ふたをして30分煮込む。
- もち米を入れて、弱火で40分ほど煮る。
- 長ネギを取り出し、器に盛り付け、塩・こしょうを添えて出す。