焼き菓子「엄마손파이」のパッケージで韓国語を学ぶ

焼き菓子「엄마손파이」のパッケージで韓国語を学ぶ

商品パッケージの韓国語には、そのお菓⼦がどんな味で、どんな成分が⼊っているのかといった内容はもちろん、⽣きた⽇常表現と実⽤的な⽂法が込められています。

「“おやつ”で学ぶ韓国語」では、韓国の마트(スーパーマーケット)や편의점(コンビニ)で買えるお菓⼦や飲み物などのパッケージをイラストで描き下ろし、実際に書かれている多様な韓国語表現をオ・ヤーツさんと一緒に学んでいきます。

엄마손파이(オンマソンパイ)

엄마손파이(オンマソンパイ)
オ・ヤーツさんの解説 オ・ヤーツ

ホームパイと似た感じの、パイ系洋菓子だよ!

1 384겹 정통 페스츄리:384層の正統ペイストリー

以前ご紹介した通り、겹とは「重なり」のこと。一重、二重、三重は한 겹、두 겹、세 겹というふうに言います。ちなみに、「重なる」という動詞として使う場合は겹치다と言います。

2 엄마손파이:母の手パイ

母の手を焼いたわけではなく、「母の熟練された手作り感を味わえる」という意味。韓国語には손맛という単語があります。これは「手の味」ではなく、「料理を作るとき、その人の手並みから湧き出る味わい」のことを言います。엄마손파이の손には、その意味も含まれているのです。

3 기존제품대비 바삭함UP 버터풍미UP:当社比サクサク感UPバター風味UP

바삭하다はお菓子の食感としてよく出てくる表現ですが、こういう形容詞の最後の~하다を~함に変えると名詞形になるのでチェックしましょう。

4 지구를 생각하는 패키지 / 플라스틱 트레이 – 종이 트레이로 변경:地球を思うパッケージ/プラスチックトレーを紙トレーに変更

「紙の箱の中に、プラスチックではなく紙のトレーが入っている」ということをアピールしている文章です。ちなみに생각하다は「考える、思う」という意味ですが、この文章のように「〜のことを大切にする」という意味でも使えます。

単語を学ぶ

  • :層、重なり
  • 정통:正統
  • 바삭하다:サクサクする
  • 풍미:風味
  • 지구:地球
  • 생각하다:思う、想う
  • 변경:変更

アレルギー成分を知る

밀(小麦)、대두(大豆)、우유(牛乳)、쇠고기(牛肉)

엄마손파이(オンマソンパイ)アレルギー表示

※돼지고기 혼입 가능(豚肉混入の可能性あり)

オ・ヤーツさんの豆知識

お菓子を食べるオ・ヤーツさん オ・ヤーツ

このお菓子の「384層」という数字が気になって調べてみたら、パイ生地を1/3に畳んでからさらに7回半分に畳んだら出る数字だったよ! 要するに3層×2の7乗=384層だね!

「“おやつ”で学ぶ韓国語」は、毎週水曜日更新!

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