韓国語をモノにするには、一にも二にも韓国語の学習を習慣化することが大切。「韓国語で手帳を書く」というのは、まさに習慣化にピッタリの学習法です。
手帳は、今や予定管理のツールにとどまらず、日記やメモを通じ、その1年を生きる自分をつづる作品であるとも言えます。そんな手帳に毎日韓国語で書き込めば、韓国語で考える習慣が身に付き、楽しみながら語彙力・作文力がアップします。
この記事を読んでいる方は入門レベルを卒業している方も多いと思いますが、おさらいも兼ねて入門レベルから使える手帳術をご紹介しましょう。
入門〜初級レベル
まず始めに「あいうえお」を아이우에오と書くように、日本語をハングルで書くところから始めます。一緒に遊ぶ友達の名前や、行き先の地名などをハングルで書いてみましょう。
慣れてきたら、日記をハングルで書いてもいいでしょう。毎日1文書くだけでも、ぐっと力が付きます。
ステップアップして、생일(誕生日)、회의(会議)、식사(食事)など簡単な単語を辞書で引いて書き込みます。
自分のライフスタイルに合わせて、よく使う単語はメモ欄にリストアップしておくと便利ですよ。
初級〜初中級レベル
このレベルでおすすめしたい手帳術は、「学習した内容を手帳に書き込む」ということ。
- リスニングを50分やった
- ○○の本で音読を30分やった
など、日々の学習内容を記録することで「最近、音読不足だな」「検定の勉強が進んでないな」など、足りない部分を知ることができますし、反対に「これだけ頑張ったんだ!」と達成感を得ることもできます。
初中級レベル以上
このレベルで、より豊かな表現力を身に付けるためには、知っている韓国語で手帳や日記を書くのではなく、日本語で書くような内容を、韓国語でじかに書くということを意識しましょう。
知っている韓国語でだけ日記を書いていても、なかなか実力は伸びません。自分の書きたい言葉を韓国語に変換する力を付けるためにも、文法を重点的に学習したり、より多くの韓国語の文章に触れたりと、日頃の学習にも力を入れる必要がありますね。
手帳を使ったさまざまな勉強法
予定や日記を書く以外にも、毎日持ち歩く手帳だからこその学習法があります。
1日1単語習慣
検定出題範囲の単語や、ドラマのせりふなどから1日1単語を選び、ウイークリー欄の空きスペースに書き込みます。これを1年間続ければ、365単語もモノにすることができます。
韓国語でTO DO&目標習慣
TO DOや、その月の目標を韓国語で書き込みましょう。-기、-ㄹ/을 것はどちらも「〜すること」という意味でメモ書きの際に役立つ語尾。他にも、하다用言は예약(하다)、기획(하다)のように하다の部分を取って書いてみましょう。
韓国語でレビュー習慣
手帳のメモ欄に、映画や本、レストランなどのレビューを韓国語で書きます。감동했다(感動した)、맛있었다(おいしかった)などの簡単なレビューから書き始めて、表現を広げてみましょう。
手帳で気軽に翻訳習慣
小説や詩集、K-POPの1節をメモ欄に書き留めておき、空き時間を使って翻訳します。最近ではオンライン辞書(NAVER辞書)が充実しているので、出先でも気軽に翻訳できます。
皆さんも早速、始めてみてください!