この記事では、日本語話者がよく使ってしまう日本語直訳式の韓国語から脱し、よりネイティブっぽい韓国語の表現を身に付けることを目指します!
ここでの「ネイティブっぽい」というのは、「直訳式の発想からはなかなか生まれてこない」という意味です。
今回の日本語表現「あいつに口止めしとけよ」

皆さんなら、どんな韓国語にしますか?

쟤 이상한 말 안 하게 해 놔.
これじゃあ通じない!
もっとネイティブっぽい韓国語表現は?
※「+」をクリックして、答えを見てみる

→ 쟤 입단속 좀 시켜 놔.(あいつ、口止めさせとけよ。)
ここがポイント!
단속は「団束」と書いて「しっかり管理すること」を表します。そのため입단속は直訳すると「口をしっかり管理すること」、つまり「秘密を守るように口止めする」という意味に。
この단속は他にも문단속(戸締まり)、물단속(水道の栓をちゃんと締めること)、불단속(火の始末)などなどいろんなバージョンがあり、かなり応用が利く言葉でもあります。
ネイティブっぽい韓国語の対話例
A:집 나올 때 문단속 제대로 했어?
B:오늘은 집에 신랑이 있으니까 괜찮아.
A:家出てくる時に戸締まりちゃんとした?
B:今日は旦那が家にいるから大丈夫よ。

もっと知りたい方におすすめ

ネイティブっぽい韓国語の表現200
著者:稲川右樹
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